十二時 起きる インスタント・ラーメン(しょうゆ)
十四時 洗濯

なんだかあったかいなと思い足下を見ると香炉を踏んでいた。タバコやライターの火は明らかに危険と分かる痛み(チリッ)があるけれど、ぎりぎりの付近は心地よいあたたかさである。それに同じだった。

洗濯は嫌いではないけれど、晴れていない日の洗濯は好きではない。洗濯物は重く、翌日にも乾いていない。それでも気分を引き締め誠実におこなう。旅先から帰ってきたのだなという実感を持つ貴重な作業なのだ。