四月五日

導入教育は二日目だ。
朝六時に起床する習慣がついてきており、非常に良い。続けるけれど、昼間の眠気を克服したい。

講師の方の「この施設は、風をまったく感じないのに快適な気温湿度が保たれている」という言葉にハッとする。確かにそう思う。
講義の本筋も明るく前向きポジティブだ。

施設を出ると意外にも晴れていた。西陽に目がやられるけれど、曇りのち晴れというものはささやかならぬ幸せを感じる瞬間でもある。

寮生活にはなれ始めている。
退勤後のこの時間は至福だけれど、つまらないことを言うと、だれ始めないようにしよう。