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九時半 起きる 食パン（チョコ・クリーム） コーヒー
十二時 アルバイト開始
四連勤最終日 ノド痛は最強か
同期と言えば、昨日アルバイト先の店主がウォーク・マンを購入した
店主は十二時半ごろ出勤した 手にはビックカメラの紙袋（四月から勤める企業の名が記されており何だか安心）だ ピカピカのウォーク・マン64GB、ハイレゾ対応！を伝えるステッカーが傾いてしまっていることが気に障る
店主「俺の好きな曲たくさん入れて！☆」
自分「☆☆☆さんの好きな音楽わからないすよ」
午後六時ごろ 空いている 奥に篭っていた店主が出てくる
「俺よくわからないからちょっと見て！☆」
控室、デスクトップのアイコンが異常に多いパソコンにウォーク・マンが刺さっている
「あー、このパソコンてインターネット繋がってます？」
「繋がってない」
「ウォーク・マンに音楽を入れるにはある専用アプリが必要なんですが、それはインターネット接続がねえとインストールできません」
「あ〜りゃ☆」
「おうちはインターネット繋がってるんすよね？」
「繋がってません！☆」
「だと、当面は音楽いれらんないかも…」
「あちゃ☆☆」
しくみを理解してもらえただけでも良かった良かった
店主は「五万ですよ！！」と言っていたけれど、五万するうえにインターネットの用意が要る（ラジカセ等からの直接録音を除けば）なんてね、戸惑うのも無理がないのかもしれない
それにしてもウォーク・マンて高いのね 同容量の旧モデルiPhone買って釣銭くるんじゃないかしら
店主の音楽趣向わからないと言ったものの、どうやらゼロ年代後半の洋楽ポップスが好みぽい そう言うのも、スマホを店内ラジカセに繋ぎ、サウクラに上がっているOwl City、Iyaz、Akonそれぞれの同じ楽曲をエンドレスに流しまくっていた時期があるからだ メロウ歌モノとしてThe Isley Brothersなど紹介してみたいけれど、音使いにキラキラ要素があまりないから駄目かもわからない BIGBANGなんて良いだろうか？
なんにせよ、平素からとても優しく接してくれる店主のことだから、自分の知りうる・出来うる限りにおいては最大限、彼の音楽新生活を応援してあげよう
